黒いバイクを撮るってすごく難しいなって話 | バイクるん

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スタッフブログ
2019-06-10

黒いバイクを撮るってすごく難しいなって話

こんにちは、パル男です

バイクを撮影する機会が多い僕ですが、中でも黒いバイクを撮る際(特に昼間の撮影)の難易度がとても高いと感じています。

例えば。逆光で、黒が際立ちディテールが消えてしまったり、はたまたディテールを際立たせようとしたら、青い空などせっかくの素敵な背景を白飛びさせてしまったりと色々悩まされてしまう事が多いです。


ディテールを活かすことで、背景の青空を飛ばしてしまってる写真



空を綺麗に写そうとすることで、被写体が暗くなってしまってる写真



個人的には黒いバイクは大好きです。
むしろ黒派です。

ということで今回は、黒いバイクをかっこよく撮るポイントと言いますか、コツを僕なりに伝えれたらと思います。

黒バイクをかっこ良く撮りたいなら早朝か夕方に撮るべし!

いきなりですが、結論から言ってしまいます。

黒いバイクをかっこ良く撮りたいなら早朝か夕方に撮るべし!

これはどういうことかと言いますと、太陽の光の入射角が重要になってきます。

背景もディテールも全て活かせる条件は限られています。
まず早朝は太陽が低いのでバイクの側面のディテールに光をバッチリ当てる事ができます。

この条件さえ満たせばあとは光の入射角の対角の位置から撮影すると背景を活かしながらエッジの効いたディテールを写す事ができます。



間違ってもバイクを挟んで太陽の反対側から撮らないでくださいw
逆光を通り越して影絵になってしまいます。
そういった写真を狙ってる場合は別ですが。

ちなみに昼間の撮影になると太陽は上に上がってますよね?するとタンクのてっぺんに光が当たりますので側面のディテールにエッジがなくなってしまいます。


エッジの効いた側面を撮りたいハズが太陽の位置、光の角度によってディテールがあまり浮き出てない写真

逆にエッジを生かそうとすれば、露出を上げたり、シャッタースピードを下げたりISOをあげたりと特に黒の暗い部分を無理矢理写そうする場合はその分空などの背景が白くなってしまいます。

なのでプロの方はよくレフ板という物を使い太陽の光を屈折させてバイクの側面に光を当てるわけです。

ただわざわざそこまで本格的にやらなくても、撮影する時間や光の入射角を少し気にするだけで一味違ったかっこいい写真になるはずなので、僕のようにカメラもバイクも、という方は参考にしていただければと思います。
最後に条件を揃えて僕的に納得言った一枚がこちら。


光の入射角を活かして側面に光をあてて、エッジの効いたディテールを写し出すことができました。
(個人的には気に入ってます。)



それではまた。


◼️撮影車両
GSX-S750 ABS

車両ページ【公式】http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/gsxs750zal9/style_price

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